みなさんこんにちは
副業をやっている方ならみんな共通の悩みがあると思います。いや、むしろ副業をやっていない普通の会社員でも悩んでいることです。
そう・・税金ですね・・
日本には勤労の義務と一緒に納税の義務が国民にはあります。
つまり税金を納めるのは義務なのでしょうがないですね。
とは言え本音を言うと税金なんて払いたくないでしょう。
というわけで今回は源泉徴収税額を0円にする方法とそのメリットデメリットを説明します。
副業で納める税金を0円にする方法
先ずは副業で納める税金を0円にする方法とその事例を見ていきます。
事業所得を0円または赤字にする
これが一番簡単かつ合法的に納める税金を0円にする方法です。
当たり前ですが納めるお金(所得)がなければ、当然払えといわれても払えませんので払わなくても良いという理屈です。
いや・・当たり前だけど無茶苦茶じゃん・・と思う方がいるでしょうがそうでもありません。それでも合わせって説明していきます。
①売上ー経費=所得を0円or赤字にする
所得を0円にする方法はなにも売り上げを0円にすることではありません。
ようは最終的な所得が0円or赤字になればいいのです。
例えばですが
副業でブログをやって5万円売り上げが出たとします。しかしその為の費用(経費)として、サーバー代、通信費、電気代、事務所の家賃、プログラムツール代、ブログの記事を書くネタの為に購入した物やサービス代、等の合計が6万だとしたら
5万ー6万=-1万円:つまり1万円の赤字になっています。
しかし、経費の項目を見ていただくと分かるように副業による所得が0円または赤字であっても、経費として購入や使用している物やサービスは手元に残っています。
つまり所得としてのお金はお金は残らないが払う税金も無く、それなのに手元には物や経験やサービスが残るというお得な状況が発生します。
これは特に副業初心者などが受けやすい恩恵ですので、そのためにも副業初心者で所得が少なかったとしても確定申告をした方がいい理由の一つです。
ただし。自治体によっては所得が0円でも数千円程度の住民税がかかる場合もあります(前年度に収入があった等)ので、詳しい納税の事はお近くの税務署へ問い合わせて確認した方が良いです。
この話はあくまで副業や自営業での所得の場合です。会社員として会社からもらっている給料は通常通り所得税と住民税は会社の方で天引きされていますのでそこは混同しないようにしましょう。
②控除や赤字を繰り越して所得を0円にする
2番目の方法としては前年度などの赤字や適応される控除を使用して、結果的に所得を0円にする方法です。
例えばですが
今年の所得が経費を差し引いても5万円の黒字だとします。しかし直近3年間の赤字が10万円ある場合はそれが今回の所得から相殺されます。つまり
黒字5万ー赤字10万=相殺後の所得0円(5万円の赤字がのこる)
これにより、所得が0円になったので当然払う税金は0円になる計算です。
最初の例の場合は今年の所得が0円でしたが、今回は今年の所得が黒字でも計算上は0円なので税金を引かれなくなりました。
この方法は赤字の繰り越しでなくても、青色申告特別控除額や各種控除(保険料の控除や医療費控除、障害者控除等)でも同様の計算が適応されますので、該当する方はぜひ利用しましょう。
3年分の赤字を繰り越す場合や青色申告特別控除額を適応されるためには、確定申告を青色申告でやる必要があります。白色申告では適応されませんので注意しましょう。
事業所得を0円にして税金を0にするメリットデメリット
ここからは先ほどの方法で事業所得を0円にして税金を0にすることのメリットとデメリットを説明していきます。
税金を0にするメリット
先ずはメリットについてですが、これは先ほどの説明の中でも述べた通り
払う税金は0円でも経費として使ったサービスや器具や経験が手元の残るということです。
実質的の残った物の分がそのままプラスになってるといえるでしょう。これはやる事業にもよりますが、所得と経費が多くなるにつれてその分、現金以外の部分で得する面が増えていきます。
税金を0にするデメリット
逆にデメリットもあります。
上記のメリットと逆になるのですが、手元に現金が残らないというのが最大のデメリットです。
もちろんその人の考え方にもよりますが、個人的には税金を払ってでも無駄な経費は抑えて手元に現金を残した方が良いと思います。
確かに払う税金も少なくないので、それならその分を経費で使った方が良いという人もいますが、個人的にはやはり今後の為、例えば事業が傾いた時や生活で困ったとき、或は事業拡大や投資の資金にもできますので出来るだけ現金を残しておいた方が後々のことを考えると良いかと思います。
まとめ
ということで今回は払う所得税と住民税を0円にする方法とそのメリットとデメリットをみていきました。
事業や副業の考え方は様々ですので、お金の使い方や残し方も自己責任で後悔さえしなければ良いと思います。
どちらにしろ皆さんも副業をする際にはしっかりと納税と確定申告はするようにしましょう。
この記事が参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。