こんにちは
今回は、飲食店アルバイトを8年以上やっていた私の経験を基にして、働いてはいけないブラックな飲食店の特徴を公開していきます。
この記事を見ていただければ
- 働いてはいけない飲食店の特徴
- ブラックな職場は何が問題なのか?
- ブラックな職場で働くとどうなってしまうのか?
等について参考になると思います。
今回は飲食店を例を中心に話してい行きますが、おそらく他のブラック企業やブラックな職場等にも共通する項目が多くあります。
なので、飲食業に限らずに「働いてはいけない職場」の特徴として参考になると思います。
働いてはいけない飲食店の特徴
正直言って、働いてはいけない理由は腐るほどあるのですが、
あまりに多すぎても語り切れませんので、
今回はその中でも厳選した致命的にやばい特徴と「何故やばいのか?」についても併せて話をしていきます。
以下に該当する特徴が1つでもあったらヤバイ飲食店の可能性がとても高いです。
今現在飲食店でアルバイトをしている人で、これらの特徴に心当たりがあれ転職や退職を検討したほうがいいと思います。
ちなみにですが、
今現在の私なら、これらの特徴に1つでも当てはまる職場はすぐに辞めます。
クソ客を放置することで、まともな客が逃げていく
これは飲食店あるあるです。
一般的には
- 「どんな人でもお金を払ってくれるのであればお客様だ!」
- 「お客様は神様だ!」
という考えが広まっていると思います。
しかしこれは、経営者側の考えorゴミ客側の考えです。
労働者はもちろん、普通のまともな客側からしても
グズ客の存在は迷惑でありたまったものではありません。
実際に、客層が悪い又はたまたま悪かったことによって、
常連の客が来なくなったり新規のお客さんから「客層の悪い店」と判断されてしまい、それらの人の足が遠のいてしまう事がよくあります。
それによりどうなるかというと
- 屑が来る
- まともな客が減る
- 屑の割合が多くなる
- 常連・新規問わず、まともな客が更にこなくなる
- ゴミ客しかいなくなる
- 更にまともな客が減る
- 以下ループ
のような悪循環になります。
この悪循環により、飲食店を経営するうえでとても大切な存在である常連さんが来なくなったり、
まともな新規の顧客がリピーターとして定着しなかったりしてしまいます。
当然、売り上げも良くないですし、そのしわ寄せがどこに来るかというと
従業員の人件費や労働環境に来てしまいます。
売り上げが悪いので人件費を削るしかなく、客層も悪いので従業員の精神的ストレスもやばいです。
この問題は、働いた当初ならすぐに退職すればいいので逃げやすいのですが、
チェーン店の様に店長が変わることによって店の方針や環境が変わる事でも発生します。
そうすると、その職場で生活費を確保していた既存の労働者などは、すぐに逃げることができない場合が多いので、
結果的にとんでもないストレスや精神ダメージを負う事にもなります。
新人の離職率が99%
これは飲食店に限らず、ブラック企業の最もわかりやすい特徴の一つです。
人が直ぐに辞める原因の中には、たまたまその職場が合わなかったり、その仕事が合わない可能性もあります。
しかし、離職率が高すぎる場合は明らかにその職場に問題があります。
私がかつて働いていたある飲食店では、「新人を年間20人以上採用したのに残っているのが1人」という事がありました。
会社の方ではどの様な認識化はわかりませんが、同じ職場にいた私の感想では
店長と副店長がヒステリック型の自己評価の高いやる気のある無能だったのが原因だと確信しております。
その時私は、店長や副店長よりもその店での在籍期間が長かったので、比較的被害が少なかったのですが、
それであっても私がその職場をやめた原因は店長の人間性にあります。
というように、
新人がほぼ全てやめてしまう原因というのは、「忙しい」とか「仕事が難しい」ではなく、
単純に「その職場の人間環境が悪い」または「とんでもないくそ野郎が存在している」のどちらかです。
当然ですが、それらの問題の当事者たちが自分を顧みて改善することはありません。
むしろ、直ぐにやめていく新人の判断が正しいです。
問題の解決策がやる気と根性
何か問題やトラブル・クレームが発生した時の対応策がやる気と根性論です。
皆さんおなじみの日本人が好きそうな、昔ながらの伝統的解決方法です。
しかしまことに残念ながら、この方法では多くの問題は解決しません。
例えばですが、「接客する人員が少なくて顧客対応が遅い」という問題があったとします。
有名な例としては、かつて牛丼屋系統の飲食店でワンオペや少人数での長時間労働等の問題が世間的にも話題になったと思います。
この場合の解決方法としては、単純に考えたら
「人が少ないので増やす」或いは「人手を取られているような仕事を簡略化して仕事量の余裕を持たせる」
等の方法をまともな職場では取ります。
しかし、やばい職場の場合はこのような問題も
「根性で頑張れ!」「ちゃんとしろ!」
というようなことを言われるだけで終了してしまいます。
当然このような根性論では、問題は1年たっても全く解決しませんので、
同じ問題を何度も繰り返すことになります。
しかも問題が永遠に解決しないので、
中身のない理不尽なありがたいご指導ご鞭撻をいただくことになります。
ちなみに、この時に指導している本人も「やる気と根性」とやらで問題解決することができません・・
所詮、責任転換とヒステリックな八つ当たりを兼ねた無理難題の戯言ですので、真面目にとらえず、直ぐに退職しましょう。
自分のミスはスルーまたは隠蔽、他人のミスは徹底追及
これもブラックな職場にありがちな最悪な特徴の一つです。
簡潔に言うと、「自分に甘く他人にすごく厳しい」です。
具体例としては
他人が遅刻した場合は、犯罪でも犯したかのような怒り方をしますが、自分が遅刻した際には笑ってごまかします・・
当然このような対応を周りの人間も知っているので、まともな人間(特にまだ洗脳されていない新人)はすぐに辞めていきます。
そもそもこのような対応は、仕事や職場云々ではなく人間として最低な部類に入ります。
ですが残念ながら、悪い職場ではこのような人間が役職などの責任のある立場になっていることが多いです。
ちなみにこの特徴は、やる気のある無能になぜか多いです。
宗教臭い
ブラック企業あるあるですが、宗教臭い会社はヤバイ可能性がかなり高いです。
具体的な特徴で言うと
勤務時間前の給料発生しない時間に皆で企業理念を唱和します。
偶々かもしれませんが、私が勤務したことがある飲食店では全て勤務前に企業理念の唱和を行っておりました。
もちろん今まで飲食店以外の他業種で働いたこともありますが、
それらの職場では企業理念の唱和等の宗教染みたことは行ってはおりませんでした。
恐らくですが、
給料も低くて離職率が高い会社が、従業員の定着化のためにこの様な宗教的洗脳戦略を使っているのだと思います。
客観的に見たらマイナスの行動であり効果が無いように見えますが、
意外と日本人の様に流される人種にはこの様な無茶苦茶な洗脳方法でもかなり効果がある様で、
明らかに自分たちの首を絞めているのに、なぜか頑なに企業理念を尊重している人が多いです。(しかも本人もアルバイトの身分です・・)
企業理念と店の実態が真逆
ブラックな職場で面白いのが
なぜか企業理念や心構えと現実の職場環境が真逆になっていることがあります。
私が体験した具体例で言うと・・
- 企業理念:最高の接客をする!⇒実在:とんでもなく従業員の態度が悪い店・・
- 企業理念:お客様が一番大切!⇒実在:利益追求により人件費を削減し、人手が明らかに足りない為、客からクレームが来る・・
- 企業理念:人間性が一番大切⇒実在:お互いに密告や潰しあいをするような、人間性の腐ったくそ野郎が集まる・・
この様に
なぜか一番大切にしているである方針や物事が、一番足りていない様な環境のお店が多々あります。
あくまでも私の体験した中ですが、
これらの様に企業理念と実際の職場の実態が真逆の職場はかなりブラック度が高めです。
この様な部分に違和感を感じた時は、早めに逃げた方がいいかもしれませんので気を付けましょう。
普通に労働基準法違反
ここまでくると精神論や根性論ではなく、普通に法律違反をしてきます。
具体的な違反項目としては
- 有給がつかない
- 8時間以上労働に対する割増の残業代がつかない
- 勤務スケジュールや確定シフト外の延長労働に対する残業手当がつかない
- 残業手当の条件が独特(月の労働時間200時間以上の部分にのみ残業代が発生など)
- 給料が15分刻みで計算される為、システムの穴をついて無休で10分間残業させる
この様に、とにかく従業員に給料を払いたくないというのが伝わってきます。
当然ですが、普通の人は生活費やお金の為に働いているので、お金にならないなら人は辞めていきます。
そりゃあ慢性的な人手不足になるのも当たり前です。
にも拘わらず、人手不足や離職率の高い現状に不満を言っているのは意味が分かりません・・
「人手は欲しいでもお金は払いたくない」というのはつまり、奴隷が欲しいという事です。
この様な会社や職場にこだわらなくても、世の中にはもっとましな環境の会社や職場は多くあります。
この様な環境からはすぐに逃げましょう!
ブラックな飲食店でアルバイトをしてきた事による悪影響
これまで、働いてはいけないブラックな飲食店(職場)の特徴を話していきました。
もしこれらの職場で働いてしまうとどうなるかというと、
ストレスと過労により心身ともにダメージを負ってしまいます。
中には最悪の場合、うつ病になったり、過労により血尿が出て入院していしまう人もいます。
なので、もしこの様な職場の特徴に当てはまる場合は、
自分の心身の健康と今後の人生のために今すぐ辞めましょう。
病気になったり、死んでからでは遅いです。
今すぐ逃げましょう。