みなさんこんにちは
今の時代だと、地元や実家から離れて生活している方や一人暮らしの方等を中心にアパートやマンションを借りて住む賃貸契約をしている方も多いと思います。
賃貸で暮らしている方だと分かると思うのですが、住むためには契約したり引っ越したりで費用がものすごくかかります。
恐らく、敷金礼金、紹介手数料、初月の家賃、引っ越し費用などで、数十万円は掛かったと思います。
一度契約結ぶだけでもそれ程の費用が必要なことを考えると、そうそう簡単に引っ越したりせずに、今の部屋で賃貸契約を更新する方も大勢いると思います。
今回は私が実践した賃貸の契約更新費用を抑える方法を説明していきます。
賃貸契約の更新に費用はいくら請求されたのか
契約更新のたびに引っ越すのは費用が多くかかり、ある程度の収入や貯金がないと数年ごと（一般的には2年だと思います。）の引っ越しは正直厳しいと思います。
その為引っ越さずに今の部屋を契約更新される方も多いと思います。
しかし、賃貸契約でも更新費用はかかります。
実際、つい先月に私も今の部屋の賃貸契約を更新したのですが、その時の見積書に違和感を感じました。
具体的にはこうです。
更新費用 70000円
更新事務手数料 17000円
火災保険料 15000円
合計 10万円以上・・
えっ・・・10万円もするの？？
というか更新費を払っているのに更新手数料もとられるの？？
正直この明細を見て納得できませんでした。
特に更新手数料って何だよ！とおもいました。
賃貸更新の際の更新事務手数料とは何か
その時に私は納得できなかったので、この更新（事務）手数料って具体的には何の費用か調べました。
以下に不動産適正取引推進機構からの引用です。
更新料とは別に契約更新事務に関与する管理業者から、更新手続きの労務報酬として事務手数料を請求されることがありますが、一般には、管理業者は貸主から委託を受けて更新事務を行うものですから、その手数料は貸主が負担すべきものです。ただし、借主が、貸主との交渉や更新事務を管理業者に依頼した場合などでは、その労務に対する費用が発生する場合があります。
（一財）不動産適正取引推進機構
https://www.retio.or.jp/copyright/index.html
つまり、借主ではなくて貸主が不動産管理会社に依頼した際の手数料という事になります。
また、こちらに費用が発生する条件はこちら側（借主）が不動産会社に【依頼した】時に発生する用です。
という事は更新手続きについて借主からは依頼しない意思を表示すれば手数料を払わなくていいことになります。
更新手数料を無くすように管理会社に交渉しました。
というわけで、更新手数料を払わなくてよい可能性が出てきたので。この件について管理会社にメールで問い合わせをしました。
その際の具体的なメールは下記に記載しますので是非参考にしてみてください。
お世話になっております。
○○の契約更新内容についての確認の問い合わせです。
更新項目の中に事務手数料とございますがこちらは何の手数料でしょうか？
不動産適正取引推進機構によれば、更新料とは別に契約更新事務に関与する管理業者から、更新手続きの労務報酬として事務手数料を請求される場合、管理業者は貸主から委託を受けて更新事務を行うものですから、その手数料は貸主が負担すべきもの。
とのことでした、今回の事務手数料17000円(+税)は貸主に請求する筈だったのが、たまたま書類上の記載不備で間違って借主の私の所に来てしまっただけでしょうか？
因みに私個人としては管理業者様への委託ではなく、直接貸主様とのやり取りで今回の更新手続きを行う意思がございます。その為、今回の更新につきまして私から管理業者様へ依頼する委託内容はございません。
貸主様からの委託にかかる事務手数料が、たまたま間違って借主の私の方へ事務手数料の記載が来ただけでしたら、ただの書類上の記載不備と認識しまして、このまま通常通りその他の費用はスムーズにお支払させて頂きます。
という様な内容のメールをおくり交渉しました。
その結果、すぐにこちらの契約事務手数は無くなりました。
という事は本来払わなくても良いものだが、相手が無知だった場合には勝手に払ってくれるので取りあえず請求しようという事みたいです。
本当にふざけた話ですが、取りあえず払わなくて済んでよかったです。
因みにこの様な、他人の無知につけ込んだお金の奪い方は不動産業界全体の悪習ですので、度々いろんなところに潜んでおります。賃貸契約以外の時もお気を付けください。
こちら側に知識があれば払わなくて済む
この様に、無知ゆえに請求されてしまいホイホイと払ってしまっているという事がわかりました。
この様なことは何も不動産や賃貸契約だけでなく、税金や雇用契約や社会保障などのあらゆるお金がかかわる場面に潜んでいます。
その多くが無知ゆえに損をしてしまっていますが、逆に知識があり知ってさえいれば、制度や法律的にもこちらの有利になる事が多くあります。
皆様もこの様なお金に関することで違和感を覚える出来事がありましたら、取りあえず調べてみたら意外と自分に有利になる方法がみつかるかもしれません。
因みに賃貸更新手数料の件については、完全に無駄な費用ですので、こちらに知識があることを管理会社に示してこの様な費用を払わないように交渉してみた方が良いと思います。
この記事が参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。
