みなさんこんにちは
2020年から始まったばかりの新サービスであるRakutenモバイル事業ですが、先着300万名を対象に1年か月額料金無料のキャンペーンをしている事で話題になりました。
興味がある人が多いと思いますが、すぐに試しに使ってみている方もいれば、まだ始まったばかりのサービスなので様子見をしている方も多くいると思います。
特にまだ始まったばかりのサービスという事で、主に回線通信の面で不安があると思います。
実際に楽天アンリミットに切り替えたは良いが、電話もネットもつながらなかったのでは意味がありませんし、日常生活や仕事の面でも困ることが出てくるでしょう。
そういう方の為に、今回は楽天アンリミットのユーザーである私が約3か月使ってみた感想とメリットデメリットを正直にレビューしていきます。
前提条件として私の使用環境について
まず最初に私の楽天モバイルの使用環境を先に提示しておきます。
- 約3か月間使用
- 東京23区内在住
- 職場も同じく東京23区内
- スマホは基本的に室内も野外でも楽天回線を使用
- 電話をかける時は楽天モバイル専用のRakuten Linkアプリを使用
- スマホでは動画の閲覧などでも使用しました。
正直言って東京都内でかつ23区内でほぼ使用しているので回線使用条件としてはかなり良い環境で使用しています。
ですので楽天モバイルを使用する環境条件の中では最善の条件の下で使っているといえるでしょう。
それもを踏まえて以降の感想を見て頂ければと思います。
Rakutenモバイルのメリット
ここでは私が実際に契約して、約3か月間使用してみた楽天アンリミットの感想とメリットを順番に解説していきます。
1年間月額使用料2980円が無料
私は4月という比較的早い段階で申し込んだので、当然ですが300万名対象の1年間月額料金無料キャンペーンが適応されました。
ですのでこの期間は携帯(スマホ通信料)の月額料金が無料です。
これが最大のメリットといえるでしょう。
無料期間中は解約手数料も無料
1年間の無料期間中は解約手数料や違約金も無料です。
ですので、もし楽天アンリミットを契約してみたけど不満があるという人は金銭的な損失無しに他の回線に移ることができます。
なので試しに使ってみたり、他社を契約しながら一緒に契約してみて様子見をするという方法もとれます。
もし気になる方がいれば、試しに一時的にでも契約し易い環境が整っているといえるでしょう。
MNP事務手数料3300円がポイントバックされるので実質無料
他社から楽天アンリミットに電話番号ごと乗り換える場合は通常だとMNP手数料がかかるのですが、現在はキャンペーンにより手数料3300円がそのまま楽天ポイントとして3300ポイントになって後日還ってきます。
それを踏まえると乗り換えの手数料も実質無料となります。
またこちらで着くポイントは期間限定ポイントになるのですが、ポイントの有効期間が6か月と長く設定されていますので、ポイントバックは多いけれど使用期間が短いという事はありませんでしたのでこの点も良かったです。
東京23区内はほぼ楽天回線が使えた
私はほぼ東京23区内でしか使用していませんが、この環境下だとほぼ完全に楽天回線のデータ容量制限無しの条件で使えました。
回線の使用履歴を確認したところ、一瞬(0.1GB)だけパートナー回線が使用されていました。どこで切り替わったのか覚えていませんがもしかしたら、東京23区外の場所にいて使用したのかもしれません。
それ以外では1日中ずっと室内でも地下施設でも楽天回線のまま使用できました。
YouTube動画を高品質でスムーズに視聴可能
楽天回線(4G)での品質ですが、YouTubeを日中夜間問わず最高品質でスムーズに視聴できました。
もちろんGoogle等のWEB閲覧やアプリの動作もスムーズに使用できました。
ですので、格安スマホにあるような回線が弱く、動画の視聴にストレスを感じるという事は無かったです。
通話料も無料で使えた
楽天アンリミットは専用アプリを使えば通話料無料で電話が使い放題で使用できます。
格安スマホだと無料時間に制限があったり、通話料無料のオプションをつけると結果的に月額料金が高くなってしまうこともあると思うのですが楽天アンリミットはその点が心配ないのがメリットだと感じました。
電話をかける時は楽天モバイル専用のRakuten Linkアプリを使用する必要あり。
※専用アプリの使用が通話料金無料の条件です。
電話の受信時は通常の電話アプリでも問題ありません。
月額費用が楽天ポイントで払える
これは楽天モバイル共通のメリットですが、今後無料期間が終わり月額費用が発生することになっても、楽天ポイントを保有していれば月額費用とポイントを相殺する設定にできます。
ですので、普段から他のサービスでも楽天ユーザーとして使っており、ポイントもある程度はたまる人であれば、無料期間終了後もさらに格安でスマホを使えたり、取得ポイントが多い人であれば毎月ポイントと相殺して実質無料で使える可能性もありますので、楽天ユーザーからは大きなメリットになるでしょう。
Rakutenモバイルのデメリット
ここからは使用して感じたデメリット部分と他のユーザーから出ている懸念点を紹介していきます。
使用できるスマホ機種が限られる。
今現在だと楽天側で楽天回線対応となっているスマートフォンしか使用できない状況です。
ですので、もし特定の機種にこだわりが有ったり、今現在使用してい機種ではないと困るという事であればこの点はデメリットとなるでしょう。
もちろん、楽天モバイルの料金無料というキャンペーンを利用して、1年間は2つの回線を併用して試しに楽天回線を使うのもありだと思います。
この点は、スマホの構造や設定に詳しい人であれば自力で解除(SIMロックの解除)して使えるように出来るようです。
当然ですが楽天モバイル側はサポートの対象としていませんので、もし不具合が有っても自力で改善しなければいけなくなります。
もしやる際は自己責任になることを覚えておきましょう。
一時的に回線が不安定になる事がある。
回線の問題なのかアプリのアップデートの問題なのかはわかりませんが7月下旬になってから、度々回線不安定になり接続できないことがありました。
一定時間(長くても1時間もない位)たてば通常通り高速回線に戻るのですが、やはり回線品質がいきなり不安定になると困るという人もいます。
サービスが始まって間もないのもありますが、まだまだこのあたりの事は今後の課題かなと思います。
もちろんこれは回線を発信するアンテナが少ないという事が根本的な原因だと思いますので、今後は随時改善していくと思います。
東京都内中心部以外だとパートナー回線になる可能性が高い。
これも楽天側の設備がまだ全国的に整ってないからなのですが、恐らく東京都内の中心地以外だとパートナー回線となりデータ通信容量が月5GBになると思います。
これも使用料無料でデータ通信容量5GBの回線が使用できると思えば十分にお得なサービスですが、都内在住などでデータ通信量無制限で使用できているユーザーと比べるとやや見劣りするように思う人もいると思います。
もちろんこれも今後楽天側の設備が整ってくれば、将来的には改善する問題です。
専用通話アプリと通常アプリが分けられているのでややこしい。
電話を使用する際に、発信時に通話料無料にするためにRakuten Linkアプリを使用する必要があります。
それだけなら分かりやすいのですが、Rakuten Linkアプリは発信専用のアプリなので、電話を受信する際は通常の電話アプリの方にかかってきます。
この時に、不在着信が履歴が入りそのまま折り返し電話を選択するとRakuten Linkアプリではなく通常のアプリでかかってしまい通話料が発生してしまいます。
その為、通話料無料にするためには折り返し電話ではなく、Rakuten Linkアプリを起動して掛ける必要があるので、慣れるまでは少々不在着信時の折り返し電話対応がめんどくさいかもしれません。
電話の通話品質があまり良くない時がある。
これも偶々なのかわかりませんがRakuten Linkアプリを使用してかけているときに通話品質が悪く相手の声が聞き取れないことがありました。
もちろん相手側の通話環境が悪かった可能性もありますが、こちらが原因の可能性も捨てきれませんので一応憂慮したほうが良いかもしれません。
これも今後楽天側の設備が整ってくれば、将来的には改善すると思います。
まだサポート体制があまい
始まったばかりのサービスという事もありますのでサポートスタッフの人数が少ないのか、サポートセンターへの連絡が取れにくい、またはチャットを使用して質問できるのですがその回答も遅いという口コミがありました。
私自身はサポーターへまだ連絡するような事態にはなっていないので直接対応したわけではないのですが、こういう意見も散見されましたので、何かトラブルがあった人にとっては不満点の1つかなと思います。
結論として、どんな人にオススメか
最後に、この楽天回線がどんな人にオススメかといいますと
- とにかく安くスマホを使いたい人
- 東京都内で生活しスマホを使用している人
- 2回線契約を考えている人
- 他のサービスでも楽天ユーザーの方、楽天ポイントを獲得している方
等に当てはまる方にはこの楽天モバイルをオススメします。
もちろんこれ以外の方もキャンペーン中は無料で使用でき、それ以降も格安でスマホを使用できますのでオススメできるサービスです。
不安点である回線部分も設備が整うたびに随時直っていきますので、今後はどんどん良くなっていく筈です。
以上で楽天回線を使用した感想を述べていきました。