こんにちは
今回は私の仕事環境が在宅でのリモートワークになったので、在宅ワークをやってみた感想とそれによって気づいたメリットデメリットを話していきます。
この記事をみていただければ
- 在宅ワークになってどの様に生活が変化したのか?
- 巷で言われている在宅ワークのメリットは本当か?
- 在宅ワーク時の意外なデメリット
について参考になると思います。
ちなみに会社員からフリーランスになったり他の会社へ転職をしたわけでないです。
同じ会社で同じ業務をこなしながら、会社の意向で在宅化が進められたことによって出勤がなくなり、在宅でのリモートワークになった場合の話です。
ですので、会社員のままで在宅ワークの選択肢があったり、在宅化によって何か不便があるのではないか?と考えている人の参考になると思います。
勿論、在宅ワークの環境を利用して副業がしたい方や、在宅ワークができる会社や仕事に転職したい方の参考にもなると思います。
在宅ワーク化までの簡単な流れについて
まず最初に、私が在宅化を会社から言い渡されるまでの流れを話せる範囲で簡単に説明していきます。
当然ですが、在宅化を打診されるまでは出社して仕事をするのが当たり前でした。
元々社内情報の管理に気を使っている会社という事もあるので、これまで社内以外の場所で仕事をしたことがありませんでした。
勿論、社外のカフェや飲食店・自宅などでも仕事をしたり、業務情報を閲覧したりすることもできませんでした。
在宅ワーク化するかも?
そんななんか、大体この記事を書いている8~9ヶ月前くらいに感染症対策の一環としてリモートワークでの在宅化を試してみるかもしれないという事を簡単に会社の担当者の方から話されました。
その時は簡単な説明と在宅業務に関する注意事項を説明されただけでして、それからしばらくの間、私自身には特に在宅化の話の進展もなく、いつも通り出社して業務を行う日々が続いておりました。
ただ、私以外の人の中には、実験の意味を含めて既に在宅ワークを行っている人や部署があるというのは何となく聞いていました。
在宅ワーク化が急遽進展してくる
前回の話から2か月後くらいの時間がたってから、会社の同じフロアの方から感染症患者がちらほら出てきました。
これを受けて、会社の方も本格的に在宅化を進めていくようになったようであり、私自身もあたらめてリモートワークの説明や注意点と自宅環境や普段使用している通信回線の状況などを聞かれました。
ここでネックだったのが、私が普段使っている通信回線がモバイルルーターと楽天回線しかなかったことでした。
在宅時の通信回線に不安
リモートワークをするためにはどうしても、ある程度の安定した回線品質と1日中ネットをつないでも使用制限が掛からない回線契約が必須でした。
その点を考えると私が使用している2つの回線は
- モバイルルーター
- 回線が安定しているが、モバイルルーターなので3日で10GBの通信制限あり。
- 楽天回線
- 通信制限は無いが、まだ比較的新しい回線のため、定期的に回線が不安定になる恐れがある。
というような状況でしたので、正直言って「仕事中に回線が不安定になり長時間ネットがつながらなかったらどうしよう?」という不安がありました。
回線がダメだと仕事ができないこともありますが、特に楽天回線の場合はダメになるとネットと電話の両方が使えなくなってしまうので、「回線トラブルが起きても会社に報告できない」という事態が想定されるので、とても不安だったのを覚えています。
この問題について、実際にはどうしているかというと
基本的には
①楽天回線でネット接続を行うが、もしトラブルになったら
②モバイルルーターでの接続に切り替える
という方法をとりながらリモートワークを行っております。
実際に業務を行ってみると、両方の回線が使えないという事は現時点までは無いので、一応この方法でリモートワークを実践することは可能です。
ただし、モバイルルーターの10GB通信制限を気にかける必要があるので、仕事以外の日でもモバイルルーターの使用容量を計算して気にしておく必要があります。
在宅化を強行する
在宅での通信回線に不安があることを会社にも伝えましたが、現実問題として感染症対策の事を考えると、会社としてもなんとかして在宅化を進めたかったというのがあったと思います。
恐らく私と同じように在宅での通信回線などの不安がある人が複数人いるはずですが、その点も承知の上で、ほぼ全ての従業員のリモートワークを進めたようです。
なので、無事私もリモートワークによる在宅化を行っていくことになりました。
在宅ワークによる生活環境の変化について
在宅ワークをすることになったので、特に仕事がある平日の生活が大きく変わりました。
一番大きいのは、通勤がなくなったことです。
これにより通勤だけでなく、それに伴い外出する機会や時間もめっきり減りました。
もっと具体的に言うと
- 運動する機会(歩く機会)が減った
- 電車に乗る機会が減った
- 平日でも外出しない生活が可能
- 退社後にスーパーなどで買い物する機会がなくなった
- 出社に合わせた準備時間も無くなった
というくらいに、様々なことが変わりました。
出社や退社にともなう通勤や外出機会がなくなったので、逆に買い物や運動などで外出が必要な場合は、自主的に時間を使って行わなければなくなりました。
贅沢な悩みですが、通勤に伴う多少の運動や退社後にスーパーによって日用品などを購入していたので、その流れがなくなったのは生活に与える影響として大きいかもしれません。
在宅ワークのメリット
ここからは、在宅ワークをしたことによって感じたメリットを紹介していきます。
実際にやってみると、意外と思いもしなかった部分でもメリットがありました。
通勤時間が無くなったのが最高
在宅ワーク最高のメリットがこれです。
とにかく無駄な通勤時間、近場に住んでる人でもトラブルに遭った時のために余裕を持って出勤するので片道30分、乗り換えがあったり、駅から家まで遠かったり、駅から会社の距離も遠かったりすると普通に片道50分~1時間くらいかかります。
往復で考えると1日に1時間~2時間も無駄にしてます・・
しかも会社に到着したとしても、エレベーターが混んでいたりメンテナンスをしていたりするとそれだけで遅刻の恐れが出てくるので、それを回避するために更に無駄に早く出社する・・
帰りは帰りで、疲れてるのにまた長時間電車で更なる体力を使って帰らなければならない・・
というような悩みやストレスから完全に開放されます!
仕事終了・退勤処理完了⇒PC閉じる⇒既に家の中なので無駄な時間ゼロでプライベートな自由時間!というように、退勤後の無駄な時間も帰宅のストレスもありません!
本当に最高です!
不要不急の外出はほぼしない
特に仕事のある日は、日用品や昼食などの必要品を買う用途以外ではほぼ外出する必要がなくなります。
しかもわざわざ仕事がある日にどこかに出かけたいという欲求もわかないので、人ごみの中に行くこともありません。
もちろん電車内や駅の様に(あと会社も!)わざわざ他人と至近距離で接することがないので、感染症にかかるリスクも限りなく低いです。
休憩時間が有意義
意外と盲点だったのがこちらのメリットです。
当然テレワーク中にも休憩はあるのですが、会社ではなく家で休憩ができます。
つまり家のソファーやベットで休憩ができるわけです!
当然他人がいませんので、どんな態勢でも許されますし、なんだったらお菓子とかジュースを食べてベットの上で寝っ転がりながら休憩ができます。
当然、食事などの長時間休憩も家の中でゆっくり休むことができます!
最高です!
必要以上に他人に気を使う必要がない
細かい部分での他人への気遣いをする必要がなくなりました。
具体的に言うと
- 自分の作業音がうるさいんじゃなかという不安
- 他人の音や話し声
- 咳やクシャミ・鼻水の処理
- 夏場や通勤直後などの自他の汗や体の匂い
- 狭い通路や後ろを通るときに些細な気遣い
等の細かい部分ではありますが、他人に申し訳ないなというような状況だったり、逆にこの様に、他人が行うストレスになるような行動にも気を取られないで仕事をすることができます。
見えない部分は服装が自由
基本的にはテレワークによる会社からの監視やズームを使用して顔出しの会議はすると思います。
しかし、たいていの場合はバストアップ程度しか映りませんし、もし仮にノートPCについてるカメラを使用するのであれば、ほぼ首から上しか映りません。
つまり上半身さえちゃんとしてれば、下半身はパジャマだろうがジャージだろうがパンツだろうが気にする必要はありません!
毎日ビジネスカジュアルやスーツを着て仕事をしていた人にとっては、控えめに言っても最高だと思います!
ただし、立ち上がる時だけは下半身が映らないように注意してください(笑)
自由時間が増えた
出勤と帰宅に伴う移動時間が無くなった事と休憩時間が有意義になった事もあり、実質的な自由時間が大幅に増えました。
休憩時間も含めると人によっては、合計で2時間~3時間は自由時間が増えると思います。
その時間を利用して、副業してもいいですし読書や資格の勉強・健康のために筋トレやヨガをしてもいいと思います。
とにかく、仕事以外でもスキルアップをしたり活動するのに最適な時間が、今までよりもはるかに増えます。
在宅ワークのデメリット
次に、在宅ワークをしたことによって感じたデメリットを紹介していきます。
意外と本当にヤバイ注意点もありますので、ぜひリモートワークをやる際は注意してください。
気を抜くとだらける
在宅勤務になれてくるとかなりダレてきます。
というのも、本来は出社や通勤のためにしていた準備や遅れないために早めに出金することもなくなりました。
最悪、出勤3分前にPCを立ち上げてタイムカードを押すことも可能です。
その様な環境なので、人によってはギリギリまでダラダラてしまい、逆に遅刻するはめになります。
実際に在宅勤務になった事で、今まで遅刻なんてしたことなかったのに、遅刻をするようになってしまったという話も聞きます。(しかも他多くの場合理由が寝坊です・・)
環境的なストレスがかかりにくい状況だからこそ、意外とこの様にダラダラしてしまう事がありますので、この部分は自主的にかなり厳しく管理した方がいいです。
家の机やイスで長時間勤務するのがつらい
思わぬ問題点がこれです。
日常的に使用したり副業で使う分には気になりませんが、フルタイムで8時以上座ったり作業することは想定してイスや机を購入していないと思うので、かなり体がつらくなってきます。
特に冬や春先だと会社の様に靴を履かない分、足元が冷たかったりするので、人によってはそれぞれ対策したり適した機材を購入したりする必要があるかもしれません。
ついでにいうと、自分の家の机などには仕事用にPCや仕事道具を置くスペースは考慮されていないと思うので、それらをセッティングする為にひと工夫したり、机の物を整理したり、部屋の模様替えをする必要があるかもしれません。
意外と監視は厳しい
ある程度想定はしていましたが、結構監視が厳しいです。
下手をすると、会社内で働いている時よりも厳しいかもしれません。
その理由が
- ズームなどのテレワーク用アプリを使用するので、会社側のPC画面につねに自分の顔が映っている。
- 恐らく休憩や従業員の労働状況も管理用のソフトやアプリなどで機械的に数値を記録している。
これらの監視用のツールやソフトを使うことによって、一目でほかの人が何をやっているのかがわかりますし、もし画面に映っていなければすぐに疑われてしまいます。
また、リモートワークでも社員の仕事を評価するために、PCの稼働時間や送受信履歴・ネット閲覧履歴も管理して確認したり、休憩時間が多くないか等もアプリやソフトを使って確認している可能性が非常に高いです。(おそらくしています・・)
それらの理由により、会社にいた時以上に勤務態度などが監視されやすくなっています。
なので、会社にいるときにはバレなかったような「やる気のない表情」や「怠そうな目つき」等もしっかりとPC画面を通じて見られてしまいますので、勤務態度について、より一層注意する必要があります。
地味に光熱水費が上がる
いつもなら会社にいる時間でも家にいるので、どうしてもこれらの数値は上がってしまいます。
特に、家でPCを使ったり、夏や冬はエアコンも使うので、電気代は結構増える可能性があります。
勿論、電気代を会社が負担してくれることは無いと思いますので、この辺りも結構効いてくるデメリットだと思います。
恐らく在宅ワーク前の2・3倍の時間は家に居るはずですので、単純に電気代も2倍くらいになる可能性は覚悟しておいた方がいいです。
特にエアコン代は確実に大きく上がります・・
自由時間が増えたからといって、必ず有効活用できるわけではない
自由時間は確かに増えます。
しかし、人間というものは自由時間が出来ればその分、全ての時間を生産的に使えるようになるほど真面目ではないと思います。
むしろ逆に、時間が少ない時の方が少ない時間を有効活用しようとして精力的に活動できたが、自由時間が増えたら何時でも出来るようになった分、いつまで経ってもやらなくなってしまう事があります。
というよりも、私が完全のそのパターンに陥りました。
会社へ出社していた時の方が、朝活や帰宅後の時間を有効活用して読書や副業を少しでもやろうとしていましたが、常に家に居るようになってからは、仕事開始時間ギリギリまで寝ていたり、夜も夜更かしばかりしてしまい、読書や副業をやらなくなってしまいました。
時間があると「後でやればいいや!」という考えに陥りやすいので、むしろ在宅ワーク前以上に日常生活のリズムや習慣に注意しないと、私の様にあっという間にだらけてしまいます。
運動の機会が本当に減った
外に行く機会が本当に減るので、必然的に運動の機会がとても減ります。
前までであれば、会社の帰り道で日用品を買ったりしていたのですが、在宅ワークになってからはそのような機会も無くなり、むしろ仕事終了後にわざわざ買い物に出かけなければいけません。
ですが、そんなことわざわざしようとはしません。
なので、食事や日用品の買い物でさえ、特定の日にまとめ買いをするようになります。
その為、まとめ買いをしてしまえばそれ以外の日に買い出しに行く必要もなり、なおさら外出の機会が減ります。
ですので、自主的に運動の機会を作るようにしないと、どんどん運動不足になっていきます。
健康にも悪いので、あまりしたくないとは思いますが、週に何回かは朝や夜に散歩や運動に出かける必要が出てきます。
人と全く会わない、話さない
自宅から出なくなるので、家族と同居をしていない限りは、他人とのコミュニケーションの時間がめっきり減ります。
私は一人暮らしで尚且つ友達もいないので、会社の面談や必要事項以外での他人との会話もする機会がなくなりました。
それ以上に深刻なのは、お店の店員さん以外の人とは直接と顔を合わせることもほぼ無くなりました。
個人的にはそれでも全く困りませんし、むしろ人に会わないのはメリットと感じるくらいですが、中には他人とのコミュニケーション不足が原因で在宅でもテレワークに不満を持ったり、酷い場合は精神的に病んでくる人もいるみたいです。
なので、他人とのコミュニケーションが日常の幸せの中で重要な要素だったり、精神的ダメージや鬱のような症状に当てはまる人には注意が必要です。
リモートワーク終了したら間違いなく辛い
在宅勤務とリモートワークになれた現状で考えると、今後将来的に在宅勤務が終了した時には間違いなく生活リズムの変化がつらいです。
特に通勤の手間や時間がまた復活しますので、今のような時間のゆとりがある生活をやめることを考えると、それこそ不安に押し潰されそうになります。
正直言って、在宅勤務になった事による仕事上の不都合は全くありません。
個人的には、仕事の効率自体は数値的にも、むしろ上がっているはずです。
また、在宅勤務によるデメリットなどは、通勤時間と準備も含めてその手間に比べたら大したことではありません。
何とかしてこのままずっとリモートワークと在宅勤務が続かないかと祈っております。
在宅ワークをやってみた感想
最後にまとめとして、私が在宅ワークを経験してみた正直な感想を話します。
結論としては、在宅ワーク最高です!
一度経験するともう昔には戻りたくないです。(とくに通勤)
現場での作業が必要な職種は別ですが、それ以外のデスクワークやIT関連の仕事であれば、在宅で仕事をすることによる仕事への悪影響はほぼゼロです。
勿論、現実的に仕事に影響があったり不都合があるのであれば、それぞれの適した環境で働けばいいです。
ですが、それ以外の良くわからない根拠もないような「文化」や「風習」や「習わし」や「伝統」などの
「苦労やつらい思いをする事が何となく偉い!」
「みんな大変なんだから、お前も大変な思いをしろ!」
「日本の働き方とはこういうものだ!」
みたいな、何の価値もない事が理由であれば即刻廃止して、「在宅化できるものは今後もそのまま在宅ワークのままでやっていけばいいのに!」と心の底から思います。
実際に、一度目の緊急事態宣言からしばらくの間は、多くの企業がリモートワークを試したり、オフィスが閉鎖されてどうしようもないので、在宅ワークに移行した会社や職場も多くあると思います。
つまり、実際にやって出来たのだから、現場仕事や接客が必要な仕事以外の仕事は在宅ワークでも不都合がないはずです。
経費削減などの面からみても在宅ワークで出来るのであれば、企業や経営者側にも大きなメリットがあるのに、なぜまた態々通勤時間という無駄な時間を使い、感染症も含めて健康被害のリスクを取ってまで、会社に集まろうとするのか本当に疑問を感じます。
最後は愚痴になってしまいましたが、とにかくテレワークによる在宅ワークは最高です!
職種的にも可能であれば、是非とも多くの方に一度経験してみてほしい働き方です!
参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。