今回はこれまで私が実際に体験した、売れない役者と芝居関係者から「お金と時間とエネルギー」を奪われた経験とその被害について話してい行きます。
シチュエーションや芝居関係者のステータス別に、様々な「お金と時間とエネルギー」を奪われた経験がありますので、それらをケース別に公開していきます。
今回の記事を見ていただければ
- 売れない役者に関わった事が有る人の「あるある」の被害
- 注意すべき役者芝居関係者のステータス別の特徴
- 具体的にどのような状況だと被害に遭うのか?についての一例
これらの事がわかると思います。
私と同じく売れない役者や芝居関係者からの被害に遭われた方は、是非そのことを思い出しながら共感して頂ければ嬉しいです。
逆にまだ被害に遭われていない方は、今回の内容が注意と対策の参考になれば幸いです。
売れない舞台役者からのチケットの催促
これが一番多いのですが
有名人も出ていなく、一般の赤の他人のお客さんが全く来ないような小劇場の舞台やミニシアターの映画のチケットを売りつけてきます。
そかもこの売りつけてくる時に、こちらの「知り合いからの誘いだから、断ったら気まずくなるかも・・」
というような、人間の良心に基づいた心理があることを承知の上で、それを利用してチケットの購入を催促してきます。
これだけでも迷惑なのですが、更にすごい(酷い)のが、その時の恩を完全になかったことにしてきます。
自分の舞台チケットは買わせるが、自分は他人のチケットを買わない
普通の人間の感性でいうと、とても卑劣で薄汚いことなのですが
他人に高いチケット(6000円以上)を買わせても、逆に自分が買ってくれた人に誘われたら、例え3500円程度の自分が売りつけたチケットよりもはるかに安いチケットでさえ購入しません。
普通ならば、「自分も買ってもらったから逆に買ってあげよう」という発想になると思うのですが、何故かそうはならないようです。
しかもその時のごまかし方が、こちらが頼んだ後に「ハハッ!」と鼻で笑って誤魔化してきました。
本当に他人を利用することしか頭にないから「前に助けられたからお互い様」という感覚もないし、人からの恩なんて全く覚えていないんでしょうね・・
それ以外にも、多くの売れない役者さんと関わってきましたが
基本的に自分の都合に良いときだけすり寄ってきて、逆にこちらに対してお礼や恩返しなどをする人は殆どいませんでした。
それどころか、会わなくなってからもチケットの催促の時だけは連絡してきたりします。
本当にビックリです。
監督からのチケットの催促
役者だけでなく監督や演出家からも、相手の都合の良い時だけ連絡が来ます。
(主にチケットなどこちらがお金お払うようなセールスの連絡)
この場合は潜在的な心理戦として、「ここでチケットを購入して恩を売っておけば、この監督(または演出家)の作品に出演できるのではないか?」というような事を買う側は思ってしまいます。
その為、一般の芸能関係者以外の人からしてみれば比較的断りやすいです。
しかし、逆にタレント活動のような芸能活動をしていると、後々の仕事への期待感や影響を考えてしまい、チケットなどを購入してしまいがちです。
ですが残念ながら、本当にキャスティングする気があるのであれば、わざわざ自分の利益のためにチケットの催促などしてきません。
チケットを売りつけようとしてくる時点で、こちらの事を自分の都合の良い養分としか見ていません。
なので、その監督や演出家に媚びを売ったとしても、メリットになる可能性はほぼありません。
そもそもキャスティングとは「余程低予算の作品」or「超超有名で力のある人物」以外の人は好き勝手にできないビジネス環境です。
その為、こちらにチケットの購入を催促してくる程度の作品やその関係者に媚びを売っても、一般に知られるようなまともな仕事につながる可能性はありません。
あってもせいぜい、一般の人が誰も知らないような小さな作品だけです。
媚びを売るメリットはありません。
売れない役者からのありがたいお説教
売れない役者さんや芝居関係者さんはとてもプライドが高い人が多いです。
もっと正確に言うと・・
成功していないのになぜか偉そうな人が多いです。
そのためなのか、アルバイトや金集めのセミナーやワークショップをやっているような「一般人から見たら全く成功していない人」or「完全に胡散臭い人」でも、頼んでもいないのに何故か上から目線で偉そうな事を言ってきます。
しかもその発言内容が
「それじゃ成長できないぞ!」
「まともな人間になれないぞ!」
「それじゃあ人生困るぞ!」
などの、中身の薄っぺらいどこかで聞いたことあるような、自己啓発系の事を偉そうに説教(本人的には素晴らしい指導&助言)をしてきやがります。
ただし、「こういう事をやっていたらまともな人が逃げていくんだな・・」というような、反面教師としては一つの例として価値があるかもしれないです。
自称優秀な無能の元役者による職場での被害
売れない役者さんの「害」というのは、現役を退いてからもその迷惑ぶりは衰えることをしりません。
一般社会で働くようになってからも様々な部分で他人に迷惑をかけます。
その中でも特に大きい迷惑要素が
- 「プライドが高いこと」
- 「自分を優秀だと思っていること」
この2点です。
これがあることによって、自分が迷惑かけていることも無能だということも全く気付きません。
しかも厄介なのが、役者を辞めた段階でかなり「いい年」になっているため、周りの若い人も注意しにくい環境にあります。
また、常に人不足の飲食関係のブラック企業や考えが古い中小企業の場合は、
【年齢が高い=偉い】というような方程式を採用している環境も多いです。
そのため、ただ年を取っているというだけで、それなりに出世が早かったりします。
それにより、無能なままでも名ばかりの役職についてしまうことがあり、更に周りは、その無能ぶりにかき回される事になります。
ただし幸いにも、このような元売れない役者のような無能は、まともな企業や一流企業には入ることができません。
そのためちゃんとした優秀な人であれば、このような自称有能な無能の元役者と働くことはないと思いますので、被害を受ける可能性は低いでしょう。
撮影現場での暴行
エキストラの撮影現場で居た人なのですが、撮影の待機時間に話しをしていると、格闘技だか護身術をやっているとのことでした。
それだけなら、「へーそうなんだ、すごいですね!」くらいで終わりなのですが、その護身術だか格闘技だかを説明するために
わざわざ本当に力を入れて実践してきやがりました。
格闘技をやっている奴特有の「トラブルを起こして暴力をふるいたい」のか「単純に役者だから世の中舐めてるバカ」なのかは分かりませんが・・(恐らく両方かな??)
こちらの顔をひねるような技だったのでとても痛かったですし、そもそもまともな人間であればわざわざ本当に力を入れて実践する必要はないとわかるのですが・・
やはり役者なので馬鹿だから普通の人間が常識的にわかることもわからないようです。
かなわない夢を追う前に、最低限の人間とのコミュニケーションと常識を学んでほしいです。
怪しいセミナーに誘われた
飲食店で働いているときに新しく役者の方が入ってきました。
最初の印象では普通でしたので、私の方も業務前後や休憩時間などで雑談をする程度の仲になりました。
しかし、そこで本性を徐々に表してきました。
とある休日に「会って話をしたい」と言われました。
こちらも普通に遊ぶ程度のつもりだったので合う約束をしたのですが、待ち合わせ時間に集合場所に行っても中々現れません!
どいうしたのか問いただしてみると、「前の用事が押しており少し遅れる」とのことでした。
その後合流した時に、何の用事だったか聞いたのですが、なにやらミーティングをしていたとのことでした。
最初は私も「役者だから撮影関係の話かな?」と思っていたのですが、そうではない事が後々発覚しました・・
合流した後、最初にカフェに入ったのですが、ここで本性を表してきました!
相手が話す内容が
- 自己啓発系の「人間力を育てよう!」という力説
- お金の勉強は大切だと言う力説
- 「起業したほうがいい、自分は会社を持っている」アピール
というような、よくある胡散臭い系の人のが話す内容をすべて話されました・・
更にその後「自分も参加しているセミナーに来ないか?」と誘われました・・
そのセミナーを具体的に言うと、その役者の人は本田健さんを信仰していました。
なので、その時は本田健さんの弟子のセミナーに誘われました。
(※私自身は本田健さんに詳しくないので、実際に本田健さんが師弟関係制度を制定しているかは不明です。)
とても気持ち悪いので断りましたが、役者というだけでも害悪テイカー要素が高いのに
そこに更に、自己啓発セミナー型のテイカーを複合している、キメラ(合成獣)型のテイカーだとは驚きでした。
売れない役者・芝居関係者とは縁を切ろう
これまでの話の例の様に、あらゆる方法で売れない役者・芝居関係者の方は、こちらの「お金と時間とエネルギー」を奪ってきます。
もしこの様な役者関係者と関わってしまい、何かしらの被害に合ってしまった場合はどうすればいいかというと。
- 知り合いであればすぐに縁を切る
- コミュニティであれば脱退してでも、その環境から逃げる
残念ながらこの方法しかないです。
もっというと、売れない役者や無能な元役者が猛威を振るっている環境ということは、その職場や人間関係は残念ながら悪いものである可能性が高いです。
逆に言うと、悪い環境かどうかを判断する材料にもなると言えます。
そのため、もし役者からの被害があれば、「自分の人生にとって悪い職場や人間関係なんだ」と判断して、すぐに別の環境や職場で新しい人生を歩むきっかけにしたほうが良いです。