こんにちは
今回は、株式投資初心者が今から投資を始めるならどれが良いか?について解説していきます。
ここ数年前から、国の方でも投資を推奨していることもあり株式投資をしている人も多くなりました。
投資環境についても数十年前は証券会社に電話をして注文をしたりしていましたが、今の時代であればPCは勿論、タブレット端末やスマートフォンでも株式投資を含め様々な投資が出来るようになりました。
この様な時代の変化もあり。今現在だと何かしらの投資をしていないことがリスクになっている時代です。ではいまから投資を始めるには何を考えればいいでしょうか。
株式投資の種類について
一言で株に投資するといっても様々な種類があります。一例をあげますと
- 国内個別株
- 外国個別株
- 投資信託
- ロボアドバイザー
一般的なのがこちらの4種類だと思います。ここでそれぞれの特徴を簡単に説明していきます。
国内個別株への投資
こちらは、日本国内において株式を公開している会社の株を投資家個人の判断で株式を購入や売却を行う方法です。
具体的に言うとトヨタやみずほ銀行などの会社の株を欲しい分だけ購入し、株価の上下などを理由に不要な株を売ったり、他の会社の株を新しく購入したりしながら資産を増やすことを目指す投資です。
大きな特徴がいくつかあります。
- 最低投資額(購入に必要な金額)が数万~数十万は必要
- 最悪の場合会社か倒産し0円になる可能性もある。
- 保持しているだけで配当金として分配金が毎年配られる会社が多くある
- 自分で投資する会社を選べる
- 社会情勢の影響がどう働くかは会社による。
このような特徴があります。
自分で投資したい企業を選べますが、その企業の株を買うにしても最低購入金額が、株価が安い会社でも数万円、一般的に知名度のある大手企業の株であれば最低でも20万円以上は必要になる場合が多いと思います。
また社会情勢の影響も受けますが、業職によってはプラスに働くはマイナスに働くかは様々です。
例えばアメリカや中国が戦争をしそうな気配がしたら世界的には株価は下がりますが、軍事産業の関連会社などは逆に株価が上がります。
ですので、その辺りの世界情勢の予測やリスク管理も必要になる事も多く、最低投資金額も大きいことから投資初心者が気軽に始めるにはハードルが高い傾向があります。
外国個別株への投資
先ほどのは国内の企業への個別投資でしたが、今回は外国の企業への個別投資になります。
ハードルは先ほどの国内株式投資よりも上がります。
というのも単純に投資する企業の通貨が必要であり(アメリカ企業への投資ならドルが必要など)日本円で持っている資産を外貨に変換して投資する必要があるからです。
最近では自動で証券会社の方で為替の変更もしてくれるので、購入方法がほぼ国内株と変わらなくなりましたが、為替の影響を受けるという点では同じです。
また投資先の情報についてもその国の政治経済や社会情勢の影響を受けるので日本国内のニュースよりも情報や投資先の環境の変化が察知しにくいという面もあります。
ただし経済が成長傾向にあるアメリカやその他発展途上国に会社に投資できるので、成長してくれれば現在の日本企業では得られないようなリターンをもたらしてくれる可能性もあります。
一応今現在は、アメリカの株価も右肩上がりの傾向を続けていますので、日本企業の株を国内経済の成長を期待して長期的に持つよりも、アメリカ企業の株を長期的に保有する方が成長する期待値は高いです。
投資信託(インデックスファンド)
これは個別株と違い投資会社へ資金を預けて代わりに投資してもらうようなものです。
大きな特徴としましては
- 日本円で外国株にも投資できる
- 株以外にも債権にも投資できる
- いろんな企業へ幅広く投資できる。
- 国内株と外国株の両方に投資できる
- 500円ほどの小額から投資できる
- 投資するのが簡単
- 個別株と比べてローリスク・ローリターン
- 長期的に投資することが前提
- 年率で信託報酬率という手数料がかかる
基本的に良い投資信託になればなるほど手数料と投資リスクも小さくなりますがその代わり成長率も大きくはなく、基本的に世界あるいは日本の景気に対して比例的に影響を受ける傾向があります。なので世界(または日本)経済が今よりも成長していくことを見越しての投資方法になるとも言えます。
逆に言えばリーマンショックやコロナ禍等の世界経済へのダメージ影響が大きい事件が起きるとそれに比例して、投資信託の商品の方も悪影響を受けて下落をしてしまう可能性が大きいです。
また、個別株への投資と違い最低投資額が少額で済むので、とりあえず投資する感覚を味わってみたいという面でもハードルが低く、初心者でも始めやすい投資方法といえます。
ロボアドバイザー
こちらは比較的最近出てきた投資方法です。
やり方としては人工知能のロボットに自分の資金を預けて投資してもらうことになります。まだ始まって日が浅い投資方法ですがいくつか特徴があります。
- ロボットの方でリバランス(保有株の見直し)をしてくれる
- ある程度の資金が必要。無いと満足に運用できない
- まだ人工知能の能力がいまいち
- 手数料が投資信託と比べても高い。
- 投資信託と比べて幅広く投資していない(ローリスク・ローリターンでは無い)
- ロボット任せなので自分でやるとき以上に損した時にストレスを感じる。
まず投資信託と違ってロボットが投資を代わりにしてくれるというシステムなので、満足に投資する為にある程度大きい金額が必要です。
最低10万円くらいから投資はできるのですが、10万ではロボット任せたとしても満足に株を購入できないので、ロボットの計算能力や分散投資によるリスク管理などもできない状況です。
十分にロボットの能力を発揮させようとしたらある程度は十分に余裕のある資金が必要になります。
また、まだできたばかりということもありそこまでロボアドバイザー自体の能力が高くないというのもあります。
なので世界経済に比例して影響される投資信託や自己責任で売り買いする個別株と違って、世間の株価は上がっているのに自分のロボアドバイザーの投資成績はいまいちということになれば、不信感を抱いたり納得できないという思いが出てくるかもしれません。
初心者であれば投資信託(インデックスファンド)がおすすめ
色々な投資方法をみてきましたが、初心者が株式投資を始めるのであれば投資信託から始めるのがおすすめです。
投資信託であれば買う商品を間違わなければ、少額でかつローリスクで始められるのでと株式投資がどのようなものか体験するのにも良いと思います。
おすすめの投資信託(インデックスファンド)を紹介すると
- たわらノーロード
- ニッセイ(購入・換金手数料なし)
- iFree
- 楽天バンガードファンド
- SBIインデックスファンド
- eMAXIS Slim
等が商品名についているものであれば内容も信用でき、手数料も安いので間違いはないかと思います。
基本的には現金の財産を貯金に回すよりも少しで良いから、株式に投資しておけば長い目で見たときに貯金した時よりも資産が増えている可能性があるので興味があれば、まずはインデックスファンド投資信託から初めてみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。